アルコール依存症から脱却しようともがいている全ての方々に寄り添い、応援したくなる書
少し前に話題になりましたよね
と思って購入しましたが、届いてみると初版は2005年でした。
年をとるのは早いものです。
作者であるギャグ漫画家の実体験を基にしたノンフィクション漫画です。
続編のタイトルからもわかるようにアルコール依存症のお話ですね。
しかし、ギャグ漫画家の作らしく、あくまで暗くなり過ぎず、ユーモアと客観性にあふれています。軽くさらさらと読めます。面白いです。
が、それだけに隠された苦しみと不安が読後に押し寄せてきます。
吾妻さんは食道癌ですでに亡くなられたそうですが、今作の後も断酒は続けられたそうです。
作者はもちろん、アルコール依存症から脱却しようともがいている全ての方々に寄り添い、応援したくなる書です。
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