オオヤミノル
人生の在り方を他人に委ねないための方策
最近、コーヒーに興味があるのでオオヤミノルの「珈琲の建設」を読みました。ものすごく面白かったので、慌てて続編の「喫茶店のディスクール」を買って来ました。ものすごく面白いのですが、多分これらを読んでも美味しいコーヒーを淹れられるようにはなりません 笑
この本は何の話をしているのでしょう。コーヒーの話ではなくて、経営?ビジネス?哲学?普段何となく感じている社会からのストレスの正体について書かれた箇所もありました。
オオヤミノルと一緒に生き方を思索する海を潜るかのようです。一緒に旅をしながら駄弁っているようでもあります。
これだけシニカルなことを言い続けることで本二冊分を埋め尽くすなんて、変わった人だなあ、と妙に感心してしまいます。
小狡いことをせず、大金は稼がず、身の丈にあった生き方をして、地域の人の心の健康のために地道に働いていこう、と静かな決意をさせられました。
読み終わると居心地の良い空間で美味しいコーヒーを飲みたくなります。やはりこの本はコーヒーの話をしていたのでしょう
0コメント